「on・new うえやま建設」では代表の植山修雄をはじめ、新築・リフォームの設計や現場の施工スタッフ、お客さまを最前線でサポートする営業メンバーなど、さまざまな職種のスタッフがお客さまの家づくりに携わっています。
毎月1名、そうしたスタッフたちの仕事ぶりをご紹介するシリーズ。今月は昨年11月に入社後、「積算・発注」の業務を担当している鈴木愛子。5歳と3歳の子どもを持つ2児のママです。
積算・発注──住宅業界では日常的に使われる言葉ですが、字面を見ただけではよくわからないですよね。どんな仕事なのでしょう。
建築用語辞典をひもとくと、
「設計図面や仕様書に基づいて使用する建材の種類や数量を抽出し、単価を掛けてその合計から建築費用を算出すること」とあります。
「注文住宅ですから、1軒1軒、使用する建材の量は変わってきます。設計士が作った図面を見ながら、どのサイズの柱が何本必要かから始まって、釘や塗料、漆喰、コンクリートなどさまざまな建材の量を計算していきます」
建材だけでなく、職人の人件費も算出します。地道な作業の積み重ねですが、この作業をきっちり行っておかないと、お家を建てる上での費用が算出できません。ということは、お客さまにご提案する見積もり金額を出すこともできないのです。
建築費用を算出する上で確認する図面は10種類以上あるとのこと。事務仕事には長年の経験がある鈴木ですが、住宅業界で仕事をするのは初めての経験。前回のスタッフ紹介に登場した木村の下について、イチから基本知識を学んだと言います。
「ホワイトボードに家のスケッチを描いて、たとえば窓でしたらどのような構造になっていて、何種類の部材が使われているかなど、詳しく説明してもらいました」
“わからないことがあれば木村に聞け”が「on・new うえやま建設」の合言葉。マンツーマンの徹底指導によって、みるみる知識を深めていったといいます。
「今まで何社か勤めてきましたが、これほどしっかりと丁寧に教えてくれる会社はなかったですね。仕事を覚えるのが楽しかったです」
さらに、図面だけでは理解しにくいときには、“百聞は一見に如かず”とばかりにフットワーク軽く行動。
「図面を持って何度も建築現場に足を運んでは、自分の目で確かめることを繰り返しました」
そうした努力の甲斐あって、入社半年足らずながら、建築の専門用語がスラスラ口をついて出るようになってきました。
仕事の面白さを感じるようになってきたという鈴木。「積算・発注」の立場からお客さまにお伝えしておきたいことがあるといいます。そのお話はまた次回に。
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