住宅資金、教育費、老後資金という人生の3大資金を把握し、家づくりにどれだけの資金をかけることができるかという「資金計画」が立ったら、さあ土地探しへ!と思われる方もみえるかもしれませんが、もう少しお待ち下さい。
土地を決めるためには、ご家族の暮らしにとって理想的な「お家の大きさ」を先に決めておく必要があります。お家の大きさが決まれば、求める土地の広さが自然と定まってきます。
お家の大きさを決めるには、1階部分の理想的な広さを考えておく必要があります。キッチンやリビング、ダイニングは何畳の広さが理想的か、そこにトイレや洗面、浴室、玄関の広さが何畳分必用か、その数字を加えていくと、お家の1階の大きさが決まってきます。
土地の広さを表すときには「○坪」という表記が使われます。ご存知の方も多いとは思いますが、1坪=2畳、つまり畳2枚分ということです。たとえば50坪の土地の場合、建ぺい率(土地の中で家を建てられる面積の割合)が30%であれば、1階部分は15坪=畳30枚分の広さまで作れるということになります。
建ぺい率はその土地によって条件が違いますので、お家の1階部分に欲しい広さを決めた上で、建ぺい率も考慮して土地の広さが条件に合うかどうかを判断することになります。
いきなり土地を見に行って、早い者勝ちとばかりに飛びついて後から失敗したと後悔する──そんなケースに陥らないためにも、土地探しは理想のお家の大きさをしっかり固めてから始めることが大切です。
「on・new不動産」には長年家づくりを手がけてきた「on・new うえやま建設」のノウハウがたっぷり詰め込まれています。お家の広さを考える際のご相談にもしっかりと対応させていただきます。
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