家づくりの打ち合わせの中で、キッチンや洗面・脱衣スペースにどのような床材を使ったらいいかというご相談をよく受けます。
お家の中の統一感を重視される方でしたら、キッチンや洗面スペースも無垢のフローリングでそろえたいと思われますよね。
水回りに無垢のフローリングを使うメリットは、何と言ってもこの一体感の演出。毎日過ごす場所がお気に入りの空間になってくれます。
細かい木片を接着剤で結合させた合板フローリングの場合、ベタつきが気になったり、湿気や水気を吸いこんで接着剤が剥がれたり、水分が浸透してくると感触が変わってくる恐れもあります。一方、無垢の床材には自然素材ならではの調湿性能があるので、湿気の多いキッチンでもベタつく心配はありません。
お風呂上がりの脱衣室の床が無垢のフローリングでしたら、素足にサラサラの快適な肌触りを感じていただけることでしょう。断熱性にも優れているので、冬場でも冷たくなりすぎることがないのも魅力です。
また、キッチンの床に無垢材を採用したときのメリットはもうひとつあります。
キッチンはどうしても立ち仕事の多くなる場所。柔らかい素材の無垢フローリングを選んでおけば、足腰への負担も少なくなります。柔らかい素材といえばクッションフロアもありますが、質感は比べ物にならないですよね。
無垢フローリングならではのぬくもりの空間、水回りにも採用してみてはいかがでしょうか。
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