空間をデザインする。これ難しいんですよ。でも一定のルールを守ってやっていくとどこかで突破口が開かれ、湯水のようにアイデアが出てきます。
このデザインは間取りからじゃなく、外観から決めています。
外観から決めましたが、間取りを練っていくうちに外観に味付けがしたくなる。
この時間が設計者の創造の時間になります。
写木が貼ってある部分がありますが、CADからのパースだと思った部材がなくて、少し和っぽくなってしまいましたが、材料はレッドシーダーです。
パースと全然雰囲気が異なるので、少しわかりくくなってしまいますが、このデザインはすらっと延びた木目と主張しない木目の木材がベスト。
米ツガでもいいのかな?
このように木材の質感で全く空間のムードが変わります。素材の質感一つで建物を活かすも殺すも決まってしまいます。
かといって、素材オンリーじゃなく、高さ、奥行、幅という大切な要素がまとまった上での選択になります。
建築の難しさはここにあり。難しいけど楽しさもここに凝縮されているよー。
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