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古(いにしえ)の建物を訪ねて新しきを知る

休みを利用して10数年ぶりに愛知は犬山にある明治村へ探訪の旅に。
1丁目から5丁目までありますが、全クリしましたぞ~。
と言っても絞って15棟限定!全部回ったら一日で終わらないです。
それぐらい中身の濃いテーマパーク。
幕末から入りだした洋のデザインを日本の大工が建てる。
和と洋もミックスされている。
ここが楽しい。そして電動工具などはなく、全て手作り。ものすごい手間をかけた建物ばかりです。
当時は工賃が安かったからね、手間をいくらかけてもいいということでしょうか。
照明一つ、なんと飽きのこないデザインでしょうか。こんな形は今見ないです。ステンドガラスの仕様。

襖の手掛け。この楕円、非常にきれい。おそらく手仕事。襖の紙は和紙をもみくちゃにして、伸ばして貼り上げたもの。非常に珍しい仕上げ。

下は風呂場の天井です。人の形にも見えるし、蝶にも見えるし、どんな意図があってやったのかは不明とのこと。

一部分だけでもこうして手間をかけて粋な演出をする当時の設計者と職人に底力を感じます。
建物は国の文化の集積したものと言えます。
一般住宅といえども、このような粋な演出ができる提案をしていきたいと強く感じましたよ。
明治村はまだ続く。
お待ちください!

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