今日は緑区にて上棟。お客様に柱を一本建てていただきました。奥三河の檜材。
柱を差し込む土台のホゾは貫通ほぞ。
は土台の穴は貫通しており、穴の奥に基礎の天端と基礎パッキングの一部がチラ見え。
どうして貫通させるかと言うと、木が最も傷みやすいのは切り口・・・木口と言います・・・最も湿気を吸うところが木口で、そこに通風があれば、湿気が入ったとしても抜けると言う先人の工夫です。
柱のホゾの長さは三寸。長いよ。長いから簡単に抜けない。安価な家は一寸五分。すぐ抜けてしまう。金物で止めるから短くていいと言う理屈は我々にはありません。原理原則に基づいて木組みをしなきゃ。
ビシッとささる。硬くてなかなか入らないんだよ。柱のピンク色は三河檜の独特の色。香りも香ばしい。
柱は50年生から60年生。それだけの時間がかかって育ったもの大切にしなきゃね。
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