ハリのあるアルトサックスの音色にスイングするアドリブが私のお気に入りのハーブ・ゲラー。
そのアルトサックスをリズミカルに引っ張るのが奥さんのロレイン・ゲラー。
ゲラー夫妻の唯一のアルバムがエマーシーからイシュー。
夫婦が仲睦まじく写った写真がジャケットデザインになってます。睦まじく感じるが、内容はガツガツのスイング。
旦那さんのアルトサックスもきれいにスイングしていますが、奥さんのピアノがめちゃめちゃリズミカルにスイング。
ジャズを聴いてでいつも思いますが、やはりピアノとドラムとベースのトリオが軸で、これがスイングしているとそこに絡むサックスやトランペット、トロンボーンがものすごく弾むんですね。
ピアノトリオで始まりピアノトリオで終わるとジャズファンはよく言いますが、まさにその通りでトリオが基本です。
そこがスイングしていると非常にお気に入りの演奏になるのが私です。残念ながらロレインが若くして夭逝してしまい、残した録音が少ない。これがすごく残念です。彼女のリーダーアルバムはたった一つ。Dotレーベルから出た1枚だけ。
ロレイン・ゲラー・アット・ザ・ピアノ。このアルバムはオリジナル版だと100,000円で済まないかも?幻盤と言われています。残念ながらCDしか持ってない…いつかは入手したいと思いますが…
エマーシーの夫婦共演のアルバムはそんなに高くないですよ。
私は3000円位でオリジナル盤を入手しました。美しくスイングするのでいちど聞いてみてください。今日は今年最後の水曜日休み。お墓参りに、明日のクリスマス用のチキン仕入れ(自分で作りますよ)、そしてジャズだね!
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