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車は最先端技術、住宅は?

車を乗り換えて1ヶ月半ほど経ちましたが、元車とのあまりの違いに本当に驚いています。
まず燃費がリッター6キロ位だったのに今は3倍以上走っています。走り方はおとなしくなったかな😅
燃費が良くなると運転もおとなしめ(笑)もっと伸ばしたいというマインドがわくよねー!燃費重視になっている自分に笑えます。
私はどちらかと言えば走り屋に近いタイプ。
職人やってた人はせっかちが多いからその部類に入りますが、乗り換えてから本当に静かに乗るようになりました。まぁ歳も歳なので相応にならんとね(^-^;

ハイブリットに切り替わったり、EVに切り替わったり、エンジン直結になったりで最適なパワートレインを選択すると言うのはハイテク技術そのもの。
これって半導体で制御しているのかな?
そして安全運転支援に自動運転の匂いを濃厚に感じさせてくれます。車線逸脱防止は逸脱しそうになるとハンドルが自動で元に戻そうとしてくれる。
速度維持は前車に追従するがの如く、加速減速を勝手にやってくれる。
オートブレーキはめっちゃ便利な機能で、ストップしたら足はブラブラ。ブレーキを踏み続ける疲労からドライバーを軽減させてくれる。
ナビ画面からあらゆる機能を設定できるし、説明書もナビ画面で見れるし、毎日の走行距離と燃費、どこに立ち寄ったかも見れる。

デジタルキーでスマホから施錠解錠、エンジン駆動、エアコンオンもできる。スマホからあらゆることもできて、これ以上望むものはないです。
走りはどうかと言うと、めっちゃ滑らか。
滑るように走る。
フラットライド。
コーナーも運転姿勢が崩れずにぐいっと回ってしまう。
足回りは固めだと思うが、まろやかさがあり、助手席に座っていても疲れないと思います。
10年ひと昔と言いますが、ひと昔どころじゃないね。
この相棒なら元車と同じく10年以上乗れる。
私たちが提案している家も共通なところはあります。
耐震だ、断熱だの最先端技術のように言いますが、よくよく考えれば昔の土蔵がベース。太い軸の木組みで強い構造体は地震に耐え、分厚く塗り固めた土壁、漆喰で暖かく涼しい断熱の役割。
基本はここです。 
最近は小細工、安易なものや考え方が多すぎる。
例えば耐震。
地震の加速度に耐えるという考え方は昔はありません。
地震の力をいなすと言う考え方が昔の日本の建築にはありました。
その考えのもとになるのが太い軸組で力を吸収してゆっくりと動かし、塑性させる。あと石の上に載せるだけで地震とともに同じように揺れてずれる。という事は同じように揺れていてずれているから地震と一緒に動いていると言うわけですよね。
この考えが1番良いです。免震と言う考え方でもないが、同じ周波数で揺れることで軸組みの損壊を免れる考え。私の棟梁は皆この考えで家を考えてましたよ。私たちは耐震よりも制震と言う考えをを提案しています。

今の建築の手法は棟梁からしたら?が多い。
なぜもっとシンプルに本質を考えないのかと思います。
建築で出る最先端技術まがいの商品の多くは施工が楽に早くなりコスト削減できます!というものが大多数。
車とはだいぶ違います。
オーナー様から10数年経つが暖かく涼しいとよく言われます。
竣工時と変わらない暖かさ涼しさは車で言えばパワートレイン。走る、曲がる、止まるの基本性能と同じ。
ここがしっかりしていると経年変化でも十分に満足度高し。
オーナー様のお住まいに行くたびにそういう言葉をいただきます。貫かないといけませんね!

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