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田峯城址探訪

長江城址探訪の帰りに田峯城址も探訪。
設楽方面は古城、山城がたくさんあって驚きます。
地図では出てこない小さな山城が他にもたくさんある。驚くべき地域です。
この地域は国人領主という地方豪族がたくさんいたんだとよくわかりますよね。
小高い山を根城として勢力を張る豪族たち。
それを束ねる戦国大名。
遠州、信濃の国境に当たる地域なので、武田と織田が奪い合いをした地域。
国境周辺の豪族たちはまさに生きるために様々な権謀術数を繰り広げたはず。大変な時代です。
さて田峯城址。
下の写真は切岸になるのかな?


このように山を人力で削り取って平坦地をつくり、そして崖を構築し、敵の侵入を防ぐという工夫。
こういう跡があちらこちらにあったのが田峯城址。
こんな崖になっており、勾配が急すぎて登れないです。

この写真を見ると切岸が2段になっているのがわかります。2重3重の防備。

こんな堀割もしてある。山城なので空堀だと思うけど、当時はもっと深かったのではと思います。

本丸と言われるところは館がありました。

当時の山城に天守があるはずもなく、住居に近い形の館が本丸。非常に丁寧な大工仕事で建物自体はバッチリでしたが、実際はこのようなものが建っていたかどうかは不明。想定で再建していると思います。
足助城址(https://www.on-new.com/blog/p3598/)が最もリアルな再建と感じるな~。
山城はロマンがある。
人っ子一人いない無名な山城巡りは随分と前からやってるもんな・・・緊急事態宣言が明けたら、新しくできた関ケ原の資料館に行きたいです。
関ケ原も以前レンタサイクルでぐるりと回ったけどね。
一番きつい松尾山(西軍から東軍に寝返った小早川秀秋の陣跡)も登ったし。
平坦地で楽しめますよ。

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