昨夜は土砂降りでしたねぇ。かなりの勢いでけたたましい夜でした。雨もまた良し。落ち着く。土砂降りは落ち着きませんが(^-^;
ひなびた東屋は石の上に乗っかっています。石場建て工法と言います。石の上に設置された土台は石と石の間に隙間があるので絶えず通気。すなわち傷まないということです。
長く延びた軒先の下を見ると・・・砂利を瓦で仕切り。
私はこれが何故か好きで、いつも写真を撮っています(笑)
使わなくなった和瓦を仕切りにして、左と右を分ける。
瓦は元々土なので、朽ち果てても土に還ります。
瓦を木場立てするだけで飽きのこない空間を演出。
少しお洒落な宿に行くと、土間に埋められた瓦があったりしますよね。
区切るというのは仕切りのラインができることですが、瓦だからラインは婉曲。
そこがまた和のテイストを引き立てる魅力でもあります。
この砂利の位置は屋根から落ちた雨水を受けるためにあります。土だと凹んでしまうからね。
昔は樋などはありません。
流しっぱなし。雨の力で地面が掘り下げられるのを防ぐ素晴らしい工夫。
こういうのはいつも気になる私です。
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