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木が製品化されるまでの苦労

今日は夏至の日。最も昼が長い1日です。夏至が過ぎると、夕暮れが一気に早く感じるのは私だけかな?大工の頃、10月、11月は夕方5時頃から片付けが始まるので嬉しかったけど、夏至の頃は日暮れまで仕事…現場を出るのが7時過ぎは当たり前。そりゃ早仕舞いできる秋が好きだったよ、😅。

夏至の今日はお客様を材木選びにご案内。

自然乾燥材の説明を受け、どのように木材が製品化され現場に届くかと言うことを学んでもらっています。

自然乾燥材は膨大な時間がかかってようやく製品化されますが、それまでにたくさんの人たちの手を借りて形になっています。膨大な時間がかかってようやく製品化されますが、それまでにたくさんの人たちの手を借りて形になっています。

中には全く乾かないものもあり、5年放置されている木材も多々。
自然乾燥をしている間に、おかしなの割れが入ったり反ったりして、予定していた木材の使い方じゃない形になってしまうこともあります。それは木材の価値が半減すると言うことです。
おまけに木は伐採したときに山主さんにお金を払いますが、それが市場で販売されてお金に換金されるまで最低1年以上かかっています。という事は支払いが先行していると言うことで、経営的には大変なことです。そういうこともあり最近は集成材を買ってくる、人工乾燥材で伐採してから1ヵ月後に換金する、そうでもしないと経営が成り立たないので結局は自然乾燥の木材は使われないと言う悪循環に陥っています。昔の建物は全て自然乾燥材です。

それでも自然乾燥を努力している姿勢を私は大切にしたいし、集成材じゃなくてこのような本物の木材を使って家を建ててほしいと願っています。

今日はこんな素敵なヒノキの柱を特別プレゼントだよ!

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