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建て方を通して誓いを立てる

昨日の建て方はチョー暑い中、無事完了しました。

尾根は今日大工仕上げ。
よくこの暑い中、母屋まで組みあがったものです。
大工さん、監督さんに感謝だよ。
建て方はレッカー車を使わずやっています。大工さんはサポートのみ。

車に伸びるアームを備えた電気式の吊り上げ機。

クレーンによる建て方は危険度が高いので、ここ数年はずっとこんな形でやっています。安心だよ。

屋根組★

材はよく乾燥した三河の自然乾燥材の杉材。

こんな炎天下で仕事する大工さんたちがあっぱれです。

構造だけは断固として譲りません。デザイン、仕上げは好みがあるけど、建物で最も大切な長持ち、次世代にもつながる強い、傷みにくい構造材だけは断固として集成材禁止。

オール無垢、かつオール愛知は三河産の杉と桧。かつ自然乾燥材のみで高温・中温人工乾燥材も禁止。
どうして断固として貫くかというと、昔から残っている立派な建物、古民家見たらどういう材を使えば普通にわかるでしょ?
昔の人たちが知恵を絞って木と向き合ってきて、熟成させたものが木造建築の文化。
それをつなげていくのは私の使命。
集成材ではないです。
耐震に対しても不利に働く、仕事の難易度も高くなる、そんな本物の材ですが、貫かなきゃ誰が残していくんだよ~!!という気概でぶれずにやっていきますよ。
それをやりながら、Heat20レベルの家を作っていく。
リノベーションも然り。
断固一貫してやっていく覚悟がこういう建て方の時に心を新たにしてくれます。


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