最近、土木がメッチャ厳しいです・・・
理不尽と思うこともしばしばで、過度すぎる。
責任を負いたくないので、とにかく厳しく縛る。
これでは建築を志す人が萎えてしまうのではないかと心配しています。
寛容さも必要だし、現実・現場・事実から判断することも大切だと思いますが、金太郎飴の如く、
一葉一絡げの思考で見るのでカチカチです。いいことはない。
そんな厳しい土木ですが、安息角という手法で地滑りを回避する考え方が普通になっています。
古い擁壁や丘陵地では絵のような考え方が普通になっています。
30度の勾配は地滑りしないという考え方からです。
今回建築予定のお客様も古い擁壁があり、安息角で対応。基礎ではなく、杭打ちで検証です。
ただ地盤が固すぎて杭が入らないのでは・・・という話が出ています・・・
杭も入らない地盤で安息角は必要なのか?
マジで思うよ。
規則は規則でいいけど、現実に基づいた判定をするのが建築だと思うけどな・・・
杓子定規の考え方は、楽だけど振り回されるのは我々です。
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