コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間の限度があるのを知ってますか?
コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間の限度は、外気温が25℃未満のときは120分、25℃以上の時は90分と定められています。
コンクリート練混ぜからの時間が経てば経つほどスランプの低下、コンクリートの温度上昇が発生し、打設時の不具合(ジャンカ、早期固着など)が起き、コンクリートの耐久性を損ねるからです。
そこで解説。
発、着の部分に赤丸があります。
これは練り混ぜして出発してから現場に到着した時間を表します。
20分。外気温が25℃未満のときは120分、25℃以上の時は90分が基準ですが、ばっちりです。
かなり昔のことですが、こういう管理がでたらめでぐるぐる回っている生コン車ミキサーに水を入れていたのを見たことが何回もあります。当然、水が多いセメントになり強度は低下します。シャブコンと言われていましたわー。水が多いシャブシャブのコンクリートということ。シャブコンとは見事な言い当てで笑ってしまったよ。
そして私たちが基礎をつくる時にはオレンジ色の囲みがポイント。それは次回。
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