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段取りとは準備万端に整えること

昨日定例の現場審査会議を実施。
この会議はそれぞれの現場~プラン中も現場だよ~の進捗と今後の予定をチェックを全員で。
こういう時間は大切で共有し、ヘルプを検討する良い機会なのです。
細かなご依頼を含めると20現場ほど。
さてどのように工面するのか・・・
大工仕事が絡むところは特に段取りを入念にしないといけません。
大工さんは私たちの自然乾燥材の無垢材を使う、地産地消、本物の大工らしい仕事(既製品取付ではなく、無垢材を加工し削り納める仕事)という考えに共感してくれている人ばかりで腕も立つ。
私も一目置く人たちばかり。
その他の人は入れたくないので、ローテーションでうまく回していれるようにするのがこの会議の主眼点です。

そして予定通り進められるよう調整するのが段取り。

段取りの意味をチェックすると・・・
まさに準備万端整えよという意味ですよね。
着工前にどれだけ準備するのか?

我々で言うと設計図面、仕様書、品番、色、納まり図、資材・職人発注、納材予定などが段取りになります。
着工前に現場を完成させればスムーズにいきますよ。
現場では段取りで仮説を立てたことの確認がメイン。
仮説がずれていれば修正、OKならそのまま続行。
スムーズにいきます。

特にリノベーションは仮説が大切です。
解体すると仮説とのずれをすぐさまチェック→指示の変更及び工程修正→元の段取りに戻っていく という流れです。

ダメなやり方は段取り、すなわち準備が中途半端で現場スタートしてから考えるやり方。
これは現場担当の監督は地獄です。
現場と職人に振り回される。
つきっきりになる。
他の現場を監理する余裕なくなる。問題勃発する→右往左往→遅くまで残業→休みもTELばかり→嫌になって消えていく・・・このパターンになります。
準備万端にすることの大切さを会社が教えてあげないとね。
建築は複雑だけど、すべきことは至ってシンプル。
ここを頑張ればスムーズにいくポイントが決まっているよ(^^)/

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