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里山の様な現場で Part 3 蔵編

みよし市の玄関、廊下改修工事をさせて頂いていますお宅には大きな蔵があります。
テレビでよく見る何百年も前のお宝?が眠っているアレです。
オーナー様より、改修工事中に「ちょっと蔵を見てもらえるかな?壁の一部が欠けてしまって・・」とご相談頂きました。

左官やさんと見てみると、一部が欠けて壁の中が見えてしまっていました。あらら。
蔵は漆喰の壁でできており中の湿度温度調整をしてくれますので、これでは壁から雨水が入り込んで中のお宝?が痛んでしまいます。

蔵の壁は丈夫なはず!なぜ欠けてしまったのか調べていくと、屋根瓦の位置が壁のすぐ近くに!屋根の雨水が伝って壁に入り込んでしまい、一番水が溜まりそうな部分がもろくなって欠けてしまったようです。
本当であれば、屋根と壁に距離を作らなければまた水が入り込んでしまいます。

左官屋さんに他に崩れてきそうな箇所はないかチェックしてもらい、すぐに欠けてしまうところは今は無い。とちょっと一安心。今回は応急処置ですが欠けてしまったところを補修してもらいました。

3日に分けての施工。1日目はもろい部分と新たに塗る漆喰がなじみやすいように削って、砂漆喰を1回塗ります。砂漆喰とは表のきれいな漆喰の下地ですね。それが乾いたら2日目も砂漆喰を塗って乾かす。

そして3日目。白い漆喰で仕上げていきます。
(左官屋さん3m以上ある所で足場もなしですみません!)
そしてきれいに仕上がりました!美しい!!けどきれいだから少し目立つ?


ひとまず安心ですが、時々チェックしに来ようと思います。

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