過日、とある不動産物件を見てきました。
不動産の物件はいつも表面等の目に見える部分はどうでもよくて、目に見えない部分をいつもチェックをします。
それで物件の良し悪しを見るのですが、?と言うものもままあり、あまり作れと言うことを考えてないのかなあと言うのが正直な印象です。
売ることが先行しており、作ることが後回し。
大きなお金の商材を扱っているので、作ることに力を注がないといけないんじゃないかなと思います。
床下点検口から見た床下。
吹付ウレタン断熱材。
あれ?と思ったのが、これ。
こういう断熱の知識は持っている私ですが、少しわからないのです。一部のみ吹付しているのはどうしてなんだろう。
給水管、排水管を施工した後にウレタン吹付しているのはわかる。ウレタン吹付は断熱と隙間をなくすために施工しますが、写真の奥を見ると光が・・・ということは隙間対策の考え方ではないのは一目瞭然。
断熱のためというと、一部しかやっていないので理解ができず・・・
外気に接していないところの基礎立ち上がりに吹き付けるのも意味がないと思うし、点検口真下だとこの断熱が邪魔になってメンテナンスで入りにくくなる。
新しい施工の考え方が生まれているのか?とも思いましたが、断熱材の考え方はシンプルでどの工法でも基本は同じです。
意図が見えない施工で、私からのアンサーは「購入してはならない」となりました。ずっと暮らしていくための不動産購入です。
妥協なくこのようなことは伝えていきたいと思っています。
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